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【オンラインビジネス必見】競合他社ウェブサイトのキーワードを分析し、オンライン集客を増やす

執筆者 | 2020-04-17 | マーケティング関連

競合他社のウェブサイトは、どう分析すればいいのか?

前回の記事で、孫子の兵法「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」を取り上げ、Google アナリティクスとサーチコンソールを使った自社ウェブサイトの分析方法についてご紹介いたしました。記事はこちら→【オンラインビジネス必須】必ずチェックしておくべきウェブサイトのチェックツール

今回は、「彼」つまり、競合他社など外部のウェブサイトをどのように分析すればよいかを経営者の視点で解説していきたいと思います。

Googleで関連キーワードを検索をしてみる

競合他社のウェブサイトが自分の属する業種、業態、地域でどのようにGoogleの検索でランキングされているかを知る最も簡単な方法は、まず、Googleで関連ワードを検索してみることです。例題として、今回は、「ホームページ 作成」というキーワードで検索して表示される検索結果について解説していきたいと思います。

Page Search

上記のキャプチャ画面は、Google検索で表示される典型的な検索結果画面となりますが、経営者として押さえておかねばならないポイントに絞って解説していきます。

キーワードにヒットした検索結果総数

まず、赤色で囲われた部分(1)の部分が、競合他社を分析する上において最も重要です。約221,000,000件と表示されていますが、これは、「ホームページ作成」という語句でヒットした検索結果の総数です。Googleは、世界中に存在するほぼすべてのウェブページを巡回(クロールという)し、データベース化、インデックス登録しています。ここで表示されている検索結果の総数は、「ホームページ作成」というキーワードに関連するウェブページの総数で、世界中に2.2億個あるというわけです。また、この2.2億個のページが、競合他社の数となります。次を見ていきましょう。

検索結果の広告枠(リスティング広告)

黄色で囲われた部分(2)は、広告枠の検索結果になります。Googleに広告料を払っているページがこの枠に表示されます。こうした有料の広告枠を、別名「リスティング広告」といいまして、各キーワードごとに1クリック単位の値段が決められており、ユーザーが検索の広告枠に表示されたリンクをクリックすると広告依頼主に課金される仕組みになっています。

Googleの広告枠は、1ページあたり最大、上段に4個、下段3個の合計7個の広告が表示されるようになっています。2ページ目以降は、また別の広告が表示されます。リスティング広告では、ユーザーが使っているデバイスや検索した場所などにより、それぞれの検索で違う広告を表示しています。また、毎回、違う広告が表示されるのが特徴です。

今回の例題では、「ホームページ作成」で1件の広告検索結果が表示されましたが、この検索は、英語圏のアメリカで日本語の検索をしたために、1件のみの表示になったと思われます。日本で検索すれば、より多くのリスティング広告が表示されるはずです。

オーガニック検索 (通常の無料検索結果)

緑色で囲われた部分(3)は、通常の検索結果の領域で、これをオーガニック検索といいます。このオーガニック検索は、完全に無料の領域で、GoogleのAIが各キーワードごとにインデックス登録されているページのランキングを決めていて、その順番で表示されています。

このオーガニック検索領域で、自社のホームページが上位にランクインされれば、顧客の流入を大きく期待できるのですが、(1)で示した通り、競合が2.2憶もある中から、上位にランクインさせなければならず、至難の業であることは火を見るより明らかです。自社ウェブページを上位にランクインさせるためには、Googleが公表しているガイドラインに則って、ページ作成する必要があります。これを一般にSEO(Search Engine Optimization)といいます。

Googleの第一目標は、ユーザーが最も役に立つ情報を届けることです。そのために、様々なアルゴリズム(AIのプログラム)を駆使してユーザーに最良の情報を届けようとしています。ですから、Googleの検索を使って集客を目指す場合には、発信者である企業が、Googleのガイドラインに則り、ウェブページを作成し、Googleに効率よく自社の情報を伝えなくてはいけません。そのために必要な対策が、SEOとなるわけです。

Google検索の仕組み、上述のガイドラインについては、下記を参考してください。
参考情報:Google 検索の仕組みを学ぶ検索エンジン最適化(SEO)スタータガイド

また、SEOにまつわる事例を当ブログの別の記事で紹介していますので、参考になればと思います。
米国に学ぶインターネット集客・デジタルマーケティング実践方法

UberSuggestで競合他社のウェブサイトを分析する

UberSuggest Image

UberSuggestというウェブサイト解析サービスがあります。このサービスを利用すると競合他社の以下の情報を入手することができます。もちろん自社サイトの分析にも役立ちます。

UberSuggestへのリンクはこちら。

  • オーガニック検索キーワード数
  • SEOキーワード(オーガニック検索キーワード)
  • ドメインスコア(自社ウェブサイトの強さ)
  • 被リンクの数(外部からリンクがはられている数)
  • オンページSEOスコア(ページ内のSEO対策達成度)
  • ヘルスチェック・問題・警告(SEO上問題があるエラーの数)
  • ウェブサイトのスピード(ウェブサイトのダウンロードスピード)
  • 月間オーガニック検索トラフィック(検索による自社サイトへの流入数)などなど

競合他社の検索キーワードを入手できる点は、自社ウェブサイトのキーワードを選定する意味において大変役立ちます。まさに、冒頭でご紹介した孫子の兵法「彼を知り・・・・」を実践できるサービスといえます。

UberSuggestは、制限付きの利用であれば無料です。有料サービスは、$29/月、$290/年となっています。

まとめ

今回は、経営者の視点で知っておくべき競合他社のウェブサイト分析方法をまとめました。ポイントは、以下の通りです。

  • 自社に関連する製品・サービスに関わる語句で、Google検索をしてみて、どのような検索結果が得られるか?を把握する。
  • 検索総数を確認し、そのうえで、リスティング広告枠とオーガニック検索枠の検索結果を確認する。
  • UberSuggestで競合他社のオーガニックキーワードを分析する。(自社ウェブサイトののオーガニック分析にも役立つ。)

また、こちらのページで検索キーワードの選定方法について解説していますので、併せて参考にしてください。
アメリカ発:2020年版 集客ウェブサイト キーワードの探し方

もし、ご質問などがございましたら、下記コンタクトリンクよりご連絡ください。30分のフリーディスカッションでお客様のウェブサイトを分析、課題や改善点などをご提供いたします。


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